2010年01月17日
高山茶(畑指定)
日本で台湾茶というと、やはり「杉林渓」とか「金萱茶」とか名前で飲むんだと思います。
ワタシもそうです。なんかもう好み丸わかりなセレクトですが。
台湾の知人が「いや違う、そうじゃない」と。
彼女は畑指定で特定の方から買うんだそうです。
ブランド茶とか、高いし、なんか違うんだそうです。
生産者特定無農薬野菜みたいなもんか?
分けてもらいました。
高山茶系で、私が好きな味だったせいかもしれません。
とろっとして、一煎目の香り高さはさわやかで美しく、二箭目からの味もしっかりしていて、思わず「なんじゃこりゃ~!」と叫びました。
ちゃんと茶壷で淹れたらそりゃ美味しいんですが、雑に日本茶用の急須で淹れてもそれなりに美味しいのです。
茶葉が力強いのでしょう。
東方美人のマスカットフレーバーなんて形のいい茶壷じゃないと味わえないのに、このお茶はすごい。
来る友人にふるまいます。
今までもいろいろ振舞ってはきましたが、当たり外れがありました。
強すぎる茶で便秘が治っちゃったり、トイレが近くなったり(トイレネタばっかりか)、味が今一つだったり、香りがうまく立たなかったり。
この高山茶は、外れがありません。
誰もがおいしいといい、何杯もお代わりして、場が和み、優しいお茶なのかおなか具合も悪くなりません。
たっぷり飲める出の良さも素敵です。
というわけで、今一人で楽しんでおります。
普段はもう一回り小さい茶壷で飲んでいるのですが、めんどくさくて昨日と同じ大き目の水平鉄砲口で。
一回でいっぱいはいるので便利ですが、休日以外は茶葉を楽しみきることができないので出番のない奴です。
ちょっとの茶葉で10煎以上出るので、小さい茶壷でも一リットル位飲むことになります。
この茶壷だと二リットル。
週末のお茶で、一週間分の水分を補給しているんですね。
本業は茶を飲む暇もないので。
まずこの高山茶を安定して仕入れられるようになり、ウチの二階に来れば誰でも飲める。
そんな場所を作りたいと思っているのです。
えーと、味の方向は杉林渓です。名前は?これなんて呼べばいいの?と聞いたら「高山茶」。
昔「これなんて言うの?」「え、花」と答えられた時のような脱力感がありますが、ホントにおいしいですよ。
四季香もおいしいんですが、これと比べちゃうとかわいそうというか。
Posted by 五十六 at 12:57│Comments(0)
│茶葉
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